TWのオフロードタイヤについて考える

こんにちは

 

 

 

今TWに履かせているタイヤ

私のTW200に履かせているタイヤは、オフロードでも使えるようにフロントにブリジストンのTW31、リアにTW34を使っています。

 

 

このタイヤは元々TWの初期モデル(2JL〜4CSまで=フロントドラムブレーキのモデル)で使われていたタイヤで、アグレッシブな見た目通りの素晴らしいオフロード性能を発揮してくれます。

 

(乗っているのは私ではなくXLR乗りの友人)

ちなみにこの時はリアタイヤの空気圧を0.5キロ(エアバルブから空気の抜ける音がほぼしなくなるくらい)以下まで落として走っていましたが、ビード落ちしにくいホイール形状のためバーストすることもない上、低重心な車体で振り回してもへこたれることもなく水を得た魚のように走っていました。

 

一方オンロードではこのパターンなのでノイズや細かい振動は多いですが、グリップに関してはある程度倒してもサイドまで回り込んだブロックのおかげでそこまで悪くはなく(他の似たパターンのオフタイヤと比べてではありますが)、非力なノーマルTWなら充分すぎるほど。

 

純粋にオフロードで遊びたい(街乗りから一般的な林道まで幅広く楽しみたい)TWオーナーならこのタイヤが一番エンジョイできるのではと思います。

 

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しかしながらカスタムさせることが好きな人間としてはやはりいろいろなタイヤを試してみたいもの。

 

というわけで、今回はTWに履ける国内でも比較的入手しやすい公道走行可能なオフロードタイヤをいくつかピックアップしてみました。

 

前置きとして、今回はあくまでも考察なので実際に履かせてのレビューではないこと、あくまでも適正ホイールに適正空気圧で測定されたメーカースペックデータとの比較なので、実際履いてみてフォークやフェンダー、スイングアームやチェーンなどとと干渉して走行できない可能性がありますのでご注意ください。

また、TWに使用するように想定されていないタイヤも掲載されておりバイク屋で取り付けを断られる場合があります。さらに公道走行可能タイヤですがメーカーの想定範囲外の使用になるため事故を起こした場合保険が適用されない可能性もあるので使用する際はあくまでも自己責任でお願い致します。

 

フロントに履けるタイヤ

今回基準として選んだTW31の表記サイズは130/80-18。

ですがスペックを見てみるとタイヤ幅が126mm、外径が682mmなので今回はサイズでまとめるのではなく実際のタイヤの寸法をベースにまとめてみました。

TWに履けるように設計されたタイヤ

BRIDGESTONE TRAILWING TW31 

TRAIL WING TW|TRAIL WING TW31|二輪車用タイヤ|株式会社ブリヂストン

TW34、TW32と合わせて2JL〜4CSのTW200、海外仕様のTW200に新車装着されていました。

オンロード/オフロード性能は文句無しですが本音を言うとパターンデザインがちょっと…という感じ。

上で書いているように普通に遊ぶ分にはこれがベターでしょう。

 

DUNLOP K180

 

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K180 | オフロード | バイクのタイヤならDUNLOP

幅:124mm 外径:672mm (120/80-18も履かせることができます)

ブリジストンから出ているダートトラック向けのタイヤです。

前後共用なので問題なくTWにも履かせることができます。

ダートトラックは左回りなので左旋回で最大のポテンシャルになるように設計されており、ブロックは若干浅めですがフラット林道なら充分です。

独特な見た目に惚れて装着した方が多いようで、自分の周りではかなり装着率が高いです。

 

リアタイヤをフロントに履くという選択肢

TWのタイヤはフロント幅が127mmであり、このサイズは一般的な250ccのオフ車のチューブタイプのリアタイヤ幅とほぼ同じです。

そのため、サイズを合わせれば色々なタイヤを履くことができます。

 

今回は膨大な種類の中から絞るために、外径のばらつきによるメーターの狂いを考え、初期の角形メーターを使っているTW200(E)の2003年モデルまでのスペックデータに合わせたタイヤセレクトをしてみました。

BRIDGESTONE TRAILWING TW302  

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TRAIL WING|TRAIL WING TW301/ TW302|二輪車用タイヤ|株式会社ブリヂストン

幅:138mm 外径:675mm

WR250Rやセロー250の純正装着タイヤでありブリジストンのマルチパーパス的オフロードタイヤです。

注意点としては、幅が138mmと純正より1cm太いのでフォークに干渉する可能性があります。120サイズもありますが外径が658mmなので少し小さく微妙なところ。

 

 IRC TR-8


TR-8 | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社

幅:129mm 外径:686mm

IRCというあまり馴染みのないメーカーですが井上ゴムという老舗国産タイヤメーカーです。

公道走行可能なエンデューロタイヤで、コースもバッチリ走れる仕様です。

オフロードでは文句無しの性能ですがオンロードではゴムのヨレが気になるかな…という感じで慣れれば問題なし…そんなタイヤです。

エンデューロ向けということもありゴムがかなり柔らかく減りが今まで紹介したタイヤより早いので注意。

 

MAXXIS EN M7314 

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Maxxcross EN|製品ラインナップ | [MAXXIS INTERNATIONAL JAPAN]

台湾のタイヤメーカーであるマキシス。

タイヤ自体はKTMの250EXCの純正採用タイヤです。

こちらも公道走行可能なエンデューロタイヤで、コースもバッチリ走れる仕様です。 

公道走行ですが、コーナーでブロックがよれるような感覚ですが慣れてしまえば攻めるような走りをしなければ高速道路もしっかり走れます。

オフロードでの走破性は言うまでもないですね。

 

リアに履けるタイヤ

TWのアイデンティティであるバルーンタイヤは180/80-14という表記サイズです。

このサイズは他のバイクではバンバン200くらいしかないので当然タイヤラインナップもかなり少ないです。

TWに履けるように設計されたタイヤ

BRIDGESTONE TRAILWING TW34

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TRAIL WING TW|TRAIL WING TW34|二輪車用タイヤ|株式会社ブリヂストン

幅:178mm 外径:656mm

 

2JL〜4CS時代までのTW200、現行の北米仕様のTW200に採用されています。

普通の公道向けオフロードタイヤと比べてもブロックがかなり高く(おそらく保安基準ギリギリのブロック高)、その割にブロック面積が大きくヨレにくいのでオンロードではしっかりと粘ります。

 

 

BRIDGESTONE TRAILWING TW32

幅:不明 外径:不明(TW34と同程度と予想)

海外仕様のTWや伝説の北/南極アタックの際に使用されたタイヤです。

TW34をさらに荒いパターンにしオフロード特化させたモデルで、一部の愛好家に絶大な支持を得るも十数年間絶版と言われ伝説と化した銘柄でした。

ごく一部のユーザーのみに卸されているなど様々な噂が立っていましたが、昨年とあるTW乗りがメーカーに問い合わせたところ特殊サイズということで納期がかかるものの、通常ルートで購入できることが判明。

 

DUNLOP K180 

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K180 | オフロード | バイクのタイヤならDUNLOP

幅:173mm 外径:644mm

上に掲載した物と同じですがサイズが違うのでこちらにも掲載。

 

ATVタイヤという選択肢

この180/80-14というサイズ、アメリカのインチ表記に直すと26x7.00-14というサイズになるのですが、これに類似した26x9.00-14というサイズが向こうのATV(バギー)に多く採用されているようで、これを流用したTWオーナーが国内外に結構います。

http://www3.telus.net/wbader/tw%20photos/IMG_0714e.JPG

特に今回紹介するモデルはタイヤパターンがサイドまでしっかり回り込んでるので、エアを落とした時の土系オフロードでのグリップも期待できますね。

MAXXIS BIGHORN M917

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Bighorn M917|製品ラインナップ | [MAXXIS INTERNATIONAL JAPAN]

幅:9inch 外径:26.4inch

上に載せている画像のTWが履いているタイヤがこのタイヤになります。

ブロックの高さや感覚の割にヨレも少なく振動さえ我慢すれば直進安定性はかなりいい感じ。

コーナーではシーランド比の関係で一定以上寝かせるとウエットドライ関係なくいきなり流れるのでビビりますが、慣れれば大丈夫です。

現在は軽量になった2.0モデルがある模様。

 

実際に履かせてみました

works-megusan.hatenablog.com

まとめ

TWの特殊性からなるタイヤの選択肢の幅の狭さは永遠の課題ですが、柔軟な発想を持って考えると結構沢山の選択肢があります。

リアタイヤに関しては個人的にはデメリットの方が多いのでお勧めはできませんが、自動車用のリアタイヤを持ってくるということもできなくはない(但しあまりにも危険)ですし、オフロードに持っていかないのであれば17インチ化してロードタイヤを履かせることもできます。

 

しかしながらやはり注意しておきたいのが、あくまでTWに履くことができるできるサイズのタイヤがあるというだけであって、実際履かせてみて純正タイヤと比べてウエット路面に対する耐性がかなり落ちたりマンホールなど滑りやすい所でひっかけて転倒…などというリスクがものすごく上がるということ。

特にATVタイヤに関しては重量のある車両にも耐えうる為に設計されているので、他のタイヤと比べてゴムが硬く(実際実物を触ってみての印象)、熱が入っていない状態でのアスファルトのグリップが全く期待できないです。

 

取り付けの際にスイングアームやフェンダーに当たる場合があるので加工が必要だったりすることもあります(実際私のパターンでも必要でした)。

 

また、メーカーとしてもTWのフロントタイヤに履くように設計されていない、一般的オフ車のリアタイヤ用に設計されたタイヤを使用する為万が一のことがあっても保険がおりない可能性があること、

それに伴いバイク屋にタイヤを持ち込んでの取り付け(当然バイク屋でタイヤを購入したとしても)は何かあった時に責任を取れない為に断られる可能性が充分ににあることが予想されます。

 

それを分かった上で尚今のタイヤに物足りない人はこのようなタイヤを使用してTWをさらにバケモノ化させるのも面白いかと思いました。