こんにちは。
めぐさんです。
今回はフロントのタイヤ交換記事です。
タイヤの山が無くなった
一昨年の10月に純正のブロックタイヤからマキシスのEN M7314に交換したのですが、約1年半が経ち1万キロ少し走行したところでブロックがここまで摩耗しました。
走行していたのが峠などではなく直線の多い都内近辺のバイパスだったので真ん中のみ減っていたようです。
センター付近の各ブロックは特に高さに差は無かったのですが一番大きなブロックがガッツリ減って完全にシー部分と同じ状態に。
ここまで減ると当然ハンドリングもかなり悪影響があり流石にもう交換しなければと次のタイヤを探すことにしました。
履かせるタイヤを探す
今回もリアタイヤと合わせるためにメーカーをマキシスに絞り、今まで履いていた銘柄との違いを見たいので違う銘柄で選ぶことにしました。
130/80-18がサイズ的に無いので120/90-18と120/100-18が選択肢。
今回は外径が大きい120/100-18を選択しました。
いくつか案はあったものの今回はブロック間隔が若干狭いMAXXCROSS DESERT ITをセレクトすることにしました。
Maxxcross Desert ITshop.maxxis.com
どうやってタイヤを手に入れよう
今回の購入タイヤをセレクトしたわけですが、問題はこのタイヤが北米専売車種であること。
当然国内正規販売店のラインナップに掲載がなければ通常のタイヤ屋さんでは手に入るはずもなく、意を決して総輸入元に電話をしてみたものの一応購入可能だが価格未定で納期は最低でも3ヶ月…。
こうなりゃ海外から輸入してくるしかないと思いつつ調べてみると…なんとバイクパーツの海外輸入最大手であるヒロチー商事さんが販売しているではありませんか。
価格は¥25,000とオフロードバイク用タイヤの中ではかなり高い部類ではありますが、物は試しにこのタイヤを購入することにしました。
到着から取り付けまで
商品はこんな感じにむき出しに明細やラベルがくくりつけられた状態で到着。
MAXXCROSS ENとは違い一般的なブラックレターですが、上で掲載したメーカーの公式画像だとイエローレターになっているのはマイナーチェンジなどを行ったのでしょうか…?
元のENと比較するとこんな感じ。
減ってしまってるので判りにくいですがセンターと最外側のブロックはそのままに間の縦列のブロックの数が増えたのが見た目での一番大きな違いです。
比較を済ませたところで問題はタイヤの組み付け。
関東時代は履き替え作業を請け負っている店を探すのに苦労したうえバランスを取ってくれなかったので別の店でバランス取りのみを依頼することになりましたが、今回も県内の大手バイク用品店では交換を断られました。
どうしたものかと途方に暮れていたのですが、なんと運よくそこまで遠くない場所に作業をしてくれるお店を発見。
お店の方は元々モトクロスなどをやっていた方で、リアサイズのタイヤをTWのフロントに履くという特殊な依頼も快く引き受けて下さいました。
装着してみてのインプレ
まず目立つのは外径による見た目のインパクト。
今回カットしたダウンフェンダーを取り外しましたが純正フェンダーでもギリギリ取り付け可能と思われます。
側面から見るとこんな感じ。
フロントの外径が大きくなったことで前後バランスがさらに改善したように見えます。
今回少々気になったのがホイールウェイトの量。
バイク屋さん曰く元々のタイヤの出来の悪さもありますがどうやらホイールが歪んでいるようで、それだけで20gほどウェイトの量が増えているとのこと。
装着後峠や幹線道路、高速道路を600キロほど走ってみました。
まず走ってみてのイメージとしてはかなり回頭性が上がったことが一番大きな印象です。
前回のタイヤはブロックのヨレが気になりましたが今回はそのようなことはなく、全体的に大きな癖のない素直なフィーリングでした。
これはブロックの間隔が狭まったことに加え、どうやらコンパウンド自体が若干ハード寄りになっているような感じです。
気になった点としては高速道路を走った際100km/h前後で若干ではありますがハンドルのブレのような感覚がありました。
こちらはタイヤの問題なのかホイールの問題なのかわからないので長期的にチェックして問題の切り分けが必要です。
林道も数カ所50キロ弱ほどですが走ってみました。
舗装路をしばらく乗りタイヤが温まった状態で空気を抜かずにまずはややガレ気味な場所と簡易舗装の上に小石が覆いかぶさった場所で乗ってみましたが、全体的には舗装路と同じく素直な挙動でしっかり路面を掴んでくれるような感触が大きかったです。
逆バンクの坂でもグリップが大きく逃げるようなことはなくかなり信頼度は高いようなフィーリングでした。
マディ気味な場所でも大きくフィーリングが変わることはなく、基本的には素直な挙動でした。
水たまりに突っ込んでも大きく横方向に逃げるような感触はなく低速でもどこに行くか分からないような感覚はなかったです。
次はどうする?
とりあえず懸念事項であったフロントタイヤの交換が終了し、やはり気になるのがリアタイヤ。
ラッキーなことに今回タイヤ交換を行ってくれたお店がリアタイヤの交換も興味を示してくれたので、おそらく今年中であろうリアタイヤの交換も今後やっていきますのでお楽しみに。