BW200というバイクが欲しい

こんにちは

 

 

今回はTWの実質的な兄弟車であるBW200というバイクを紹介していきます。 

 

 

TWによく似ているバイクがある

global.yamaha-motor.com

 

一見するとTWやセローをベースにカスタムされたような見た目ですが、由緒正しきヤマハのバイクでBW200という名前で販売されていました。

 

エンジンはTWと同じXT系ベースの200cc空冷単気筒で、5速のミッションが組み合わされています。

国内仕様はキックオンリー。フレーム形状的にTWのエンジンをニコイチしてセルの取り付けもできそうな感じです。

 

スペックはこんな感じ

www.bikebros.co.jp

yamaha.itgo.com

 

発売は1985年、弟分のBW80と同時に発表されましたが、基本的には公道走行不可(ナンバー付き車両も有りますが)だった関係なのか日本国内ではほとんど売れず僅か1年ほどで販売終了。

 

一方北米やユーロ圏ではファンライドバイク(お遊びバイク)という位置付けでそれなりに人気があったようで、1986年にはセルモーターを装備し最終的には1989年まで生産されていました。

 

兄弟車として350ccエンジンを積んだBW350、80ccエンジンを積んだBW80も販売されていました。

ライバル車種としてホンダからTR200という車種も販売されています。 

 

特徴的なポイントとか

どこを切り取っても特徴みたいなバイクですが…

バルーンタイヤ

suprememotos.com

まずは大きく目を引く前後タイヤ。

TWのバルーンタイヤはこのBWのタイヤのイメージを引き継いでいるそうです。

 

ダンロップ製でフロントがKT646(25x8.00-12)、リアがKT647(23x12.00-9)で共にチューブレスです。

 

現在は共に廃盤なのですが、問題はタイヤの選択の幅の狭さ。

フロントの25x8.00-12は現代のATVやバギーにも採用されているようでそれなりに出回っている(私の履いている銘柄のタイヤにもラインナップあり)のですが、ネックなのがまず見かけない9インチホイールを採用したリア。

 

タイヤ外径23インチに内径9インチの組み合わせがほとんど無く、タイヤハウスとの兼ね合いで24インチ以上の外径を履かせることができないそうで、22インチにサイズダウンさせるか10インチリムのキットを購入するのが現実的なようです。

 

スイングアーム

advrider.com

(画像は両側のチェーンカバーを外した状態)

エンジンに対してホイールの幅があまりにも合わないため、スイングアームの途中にオフセット機構を入れチェーンを二か所使うという豪快すぎるシステムになっています。

 

ちなみにチェーンは520でエンジン側が42リンク、タイヤ側が74リンクです。

 

外装 

 

モデル末期までカウル形状は変わらず。

 

特別太いタイヤを収めるために極太のフェンダーやそれに合わせたライトカウルを装備しています。

カウルやデカールのデザインは同時期のセローやDT200Rにかなり寄せてきていますね。

樹脂製タンクは1.7gal=約7L、古いオフ車によくある空気穴のチューブ付きの鍵なしキャップです。

 

公道モデルでは無いのでメーターやウインカー、ミラーは装備していません。

鍵も無いのでセキュリティ的にもかなり難しいところ。 

 

部品入手とカスタム

最終年式が1989年であるBW200、当然ながら純正部品のラインナップは別の車種に流用されている部品を除けばかなり壊滅的な状態です。

 

中古部品に関しても、そもそもが国内での車体流通が現状全く無いため解体される車両が発生せずオークションや大手中古部品取り扱い業者でもオリジナルの部品はほとんど手に入らない状態となっています。

 

…が、世界を見るとマニアが沢山いるようで、廃盤になっているカウル関係の部品はコピー品が製作販売されていたり、流用部品を探し出して廃盤部品をある程度補完することができるようになっています。

www.fattireconversions.com

こちらのサイトではリアの10インチ化用リムや外装のコピー品、流用対応品を取り揃えており、日本国内への発送も行っているようです。

 

 

エンジン周りに関してはTWと共通な部分が多いので流用が効きますし、キャブレターもTKのY24PというモデルなのでTWの2JLの高地補正機能付きキャブの部品(=TWの2JLキャブがBWベースの特別仕様)が流用できます。

 

カスタムに関してもマフラーはTWのスリップオンが流用(FMFのマフラーが取り付け可能)できますし、IT200のタンク(BWと同じく樹脂製)を流用して11Lのビッグタンク化も可能。

 

元々12Vですので公道化(正規の方法で登録できるかどうかは別として)に必要な補機類の取り付けも比較的難しくはない(手間がかなりかかるので面倒だけど)ですしそこまでカスタムで遊べないバイクでは無いです。

 

まとめ

TW以上に個性的な見た目で思い切り遊べるオフ車のBW200、ぜひ入手してみたいですね。

 

手に入ったとしても公道化するにあたっての改造作業、例えば最小限に設計されている電装系を強化、メーター類も無いので配線一式込みで製作(速度取り出し口が無いので電気式のを取り付け)になり、当然鍵も無いのでどこからかの車種から持ってきたりする必要があります(エンジンの仕様が近いTWあたりのハーネスや鍵などを全て移植するのが一番確実な気も)。

 

車体が完成したとしても所詮公道不可バイク、登録にあたっての書類作成や手続きの面倒さを考えると現実的では無いかなぁと思います。保険がかけられるかも怪しいですし。

 

大前提として車体のタマ数が皆無なので出てくるまで何年かかるんだって話ですが。

 

でも欲しいなぁ…