こんにちは
めぐさんです。
TWのテールをすっきりさせたい
こちらがTW200の純正テール
こちらの車体は2000年式ですが1980年後期の初期型登場時とデザインが変わっていないのでテールはこんな感じに大きくて野暮ったい…。
加えて4CSにモデルチェンジされた際に今までの四角い形状から変更された丸型の小さいウインカーがアンバランスなんですよね。
メーカー問わず最近のオフロードバイクはこの辺りリアフェンダーにうまく沿って処理されており、TWを一気に現代的に見せるポイントとして凄く重要だと思います。
(2021/10/12:タイトルと記事内容を一部書き換えました)
純正のテールカウルは残したい
ここで拘りたいのは純正のテールカウル(シートカウル)を残したいということ。
このパーツです。
TW界隈においてはフェンダーレス仕様=このテールカウルごとゴッソリ取り外してしまうことが多いようで、社外品で販売されているフェンダーレスキットにおいてもこのテールカウルを取り外してしまい、汎用のルーカステールなどをステーを介して取り付ける…というスタイルを採用している製品がほとんどです。
私がこのテールカウルごと外してシート後端部を完全に出してしまうスタイルが好みではないというのもありますが、このスタイルでの最大の問題は未舗装路どころか水たまりではね上げた泥などを背中まで巻き上げてしまうこと。
これで林道を走ればどうなるかは想像ができると思いますね。
ちなみにWRやセローのフェンダーレスキットは当然ながらテールカウルはついており、シュッとしたフェンダーに小ぶりなテールが凄くかっこいいと思います。
また、今回は省電力化の一環としてLED化をするので、選考内容としては
・リアフェンダーに沿った小ぶりなデザイン
・LED光源
この二つを重視していくこととします。
購入した部品
ここでの選択肢は他車種純正流用と汎用テールにステーを製作して装着の2つ。
他車種純正品は高価だったりオフ車用のテールは耐久性確保のため電球を未だに採用しているメーカーが多く、入手しても更にLED化のキットを入手しなければならない等の問題がありまず選考から脱落。
次に考えたのが汎用品の取り付け。
この時点で検討していたのが、デザインが好みなPOSHとDRCのテールランプ
ポッシュ(POSH) アキュートLEDテールランプ ユニバーサルタイプ レッド 090147-90
- 出版社/メーカー: POSH(ポッシュ)
- 発売日: 2013/01/08
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
MOTOLED(モトレッド) エッジプラスチックホルダーキット レッドレンズ D45-14-001
- 出版社/メーカー: MOTOLED(モトレッド)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
(リフレクターはナンバー共締めタイプの物を別途購入)
どちらも逆スラント形状でフェンダーに違和感なくインストールできると思い考えましたが、ここでまた問題が発生。
POSHの取り付けステーが最小限の部分しか用意されていないので車体へ取り付けるステーを自作しなければならないということです。
手持ちの道具では薄いアルミ板くらいしかカットできず、林道走行やバランサーの無い単気筒特有の振動(ナンバーが割れるくらい振動が強いのです)では強度的に心配ですし、汎用ステーの組み合わせでは見た目も良くないというのが正直なところ。
こうなるとDRCの汎用キットに絞られるのですが、どうやら車体につけるベースとなるプラスチックの部品がオフロード走行で割れるという報告がちらほらと…
長距離ツーリングで途中でナンバーを落としたらシャレにならないので こちらも見送りになりました。
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こうなると選択肢が無くなってしまいどうしたものか…と思っていたところネットでこんな記事を発見。
DRCのテールを凄く綺麗にインストールしています。
写真から推測するにどうやらDR-Z400/XR用のフェンダーレスキットを加工して使っているようでこれなら中加工程度で使えると判断。
これなら一応厚めのアルミなので強度的にも問題なさそうだと思い、購入してチャレンジしてみることにしました。
こちらが購入したフェンダーレスキット。
取り付けるための加工自体は非常に簡単で、こんな感じでボルトが入るように長穴に加工するだけ。
ドリルと金属が切れる鋸とヤスリと根気があればできる作業です。
つけてみた
ただボルト2本で取り付けるだけなので取り付け画像は割愛。
…というか角度調整やセンター出しが難しいのですが、ぱっと見まっすぐついてれば大丈夫です。
キャリアがあるので荷物や泥がが触れてカウル自体が持ち上がることはないとの判断です(フェンダーレスキットを現物あわせでもう少し削ってやれば4点固定で取り付けできそう)。
角度的にも問題なく違和感のないインストールができたと思います。
光量も足りるか若干心配でしたが、この様子なら大丈夫そう。
シュッとしたフェンダーに小ぶりで身軽なテール…狙った通りの出来栄えです。
ナンバーのボルトが左右で違いますがこれは今までのボルトだと長さが足りなかった為でそのうち交換します…
配線は
TW車体 DRCテール
ブルー - イエロー (テール)
イエロー - レッド (ブレーキ)
ブラック - ブラック (アース)
(追記:ナンバー灯のLEDが半年経たずに切れたのでナンバーの固定ボルトをLEDが仕込まれたタイプの製品に交換しました。車体側テールとアースの配線をそれぞれ二股にしてナンバー灯の配線に回します。)
他車種流用でもなんとかさせることができる
今回はDR-Z/XR系用の社外品を流用しましたが、純正品にしろ社外品にしろある程度加工スキルがあればなんとかなるものだなと感じました。
時にはカプラーをギボシ化(ギボシよりカプラーの方が好きだけど)してみたり、面と面を合わせることができれば、ボルトを取り付けるスペースと強度が確保できれば新規で取り付け穴を開けて固定してみたり…
加工を重ねていけば自分のスキルも上がって仕上がりも徐々に綺麗になっていきますし、配線図とにらめっこしていけば電装品もある程度強くなれます。
それに合わせてテスターがあれば導通テストなんかもできますよね。
ヤマハであればパーツリストが公開されていてそこから品番を割り出すこともできるので(在庫があるかは別)、品番の共通な部品を使っている車種のカスタムパーツから自分の車種へ使えそうな部品を割り出していくことなんかもできます。
古いバイクを今時っぽくさせるのに最新車種のパーツを流用してみるのも面白いですよね。