TWのワイドステップを特注で作ってもらった

こんにちは

 

今週は就活で忙しかっためぐさんです。

 

慣れない革靴に凍結した路面でヒィヒィ言いながら歩いてます…

 

最近聞いている音楽

 

TWのステップをワイド化したい

オフロードでは基本的にステップを踏ん張って走ることが多いのですが、TWの純正ステップ(正しくはフットペグ)は非常に小さく、一般的な成人男性よりも圧倒的に体格の小さい私でさえも立ち乗りに不安を覚えてしまいます。

純正のステップの大きさは長さが6cm、幅が3cmほど。

 

普通の人であればだいたいブーツがステップからはみ出しますよね。

 

TW適合のワイドステップキットはほとんど無いという事実

一般的なオフロードバイクはこの小さいステップを大型化するために交換部品が多数用意されています。

 

例えばヤマハのオフロード向けフラッグシップモデルであるWR250Rを例にとってみると、形状、高さ、前後の位置オフセットの違う15種類ものステップがラインナップされています。

 

 

一方TWはというと…

www.webike.net

一見たくさんの種類のステップが販売されているように見えますが、残念ながら1種類を除いたほぼ全てのステップがオンロード用に設計されています。

 

国内未販売の海外製だと

www.ebay.com

これ2009年式以降のTWには取り付け不可ってあるけどなんでだろう…

こんな感じのカッコいいステップも存在します。が、輸入となると費用がかさむ上納期が1ヶ月待ちなんていうものもあります。

 

裏技としてなぜか取り付け部分が同じなCRF230用のステップを流用する(DRCから出てます)という手もありますが、ステップの可動部分のスプリングを少し加工する必要があったり、価格的にも決して安いとは言えないのが現状です。

 

 

じゃあどうする?

 いつもの様にネットの広い海を探しているとこんなサイトを見つけました。

blogs.yahoo.co.jp

 

blog.fc2.com

 

既存の純正ステップを加工してワイドステップ化するという方法。

 

二つ目の記事の方によると、どうやらヤフオクでワイドステップ加工をやってくれる人がいるらしい…

 

というわけで調べてみるとありました。

 

こちらが加工をしているざとしさんのブログ。

過去の加工例も紹介しています(2018/1/29の記事が私のステップの加工記事となります)。

 

基本的には落札後、こちらで用意したステップを向こうに送り、そこからワイド化量を相談して(足のサイズと用途でお任せもできるみたいです)、加工してもらい完成品を送ってもらって自分で取り付けという流れになります。

 

今回は過去のTWの加工例を見て左右ともに横へ15mm、後ろへ20mm加工していただきました。

 

実際の作業はこんな感じ

ステップの分解

ステップとステーを分離させます。

(普通は車体にステップが固定されている状態で分解しますが作業時気温マイナスで寒かったので車体からステーごと外して作業しました。TWの場合車体へはシフトペダル側が17mmの6角ボルト1本、ブレーキペダルが6角穴ボルト2本で固定されています)

 

基本的にどの車種もステップ本体、車体へのステー(一部フレームに直付けがあるという噂)、本体とステーを繋げるピン、ピンの抜け止めの割りピン、ステップ可動時にすぐ元の位置に戻すリターンスプリングの五つの部品で構成されています。

 

作業はこの五つの部品を分解してもう一度組み付ける事になります。

 

最初にこの割りピンを外します。

 

針金部分をまっすぐにしてそのまま引き抜きますが、素手では当然ラジペンも一本だと若干やりにくいので同時にプライヤーも使って外すと便利です。錆びているとそのまま折れるので注意。

外した割りピンは基本的には再利用不可なのでよっぽど状態がいい場合以外は新品を使いましょう(ホームセンターで売ってる2x25の割りピンとかで十分です)

 

続いて本体とステーをつなげるピンを抜き取ります。

 

リターンスプリングによってテンションがかかっているので、ドライバーの柄などで割りピンの付いていた側からコンコン叩いてある程度外してからプライヤーで一気に引き抜きます。

 

するとこんな感じで全てのパーツがバラバラになります。

 

この時スプリングがどの場所に収まっていたか覚えておきましょう。

忘れて変な方向にスプリングがつくと後で泣きを見ます。

 

外したステップはこんな感じ。

送る前に必ず汚れやグリスを落として綺麗にしておきましょう。

ガスコンロ用のマジックリンと歯ブラシで擦ると簡単に汚れは落ちます。

 

あとは梱包材で包んで送り到着を待つだけです。

到着と組み付け

シルバーに塗装された状態で到着しました。

今のTWのイメージには合ってない感じがしたので(赤白セローだとシルバーフレームなので似合うかも)ブラックに塗装。

 

気温マイナスの中シャシブラックでざっくりとした塗装ですが、スプレー缶をお湯で温めてステップ本体自体もバーナーで全体的に暖めてやれば垂れる事もなく簡単に塗れます。

焼き付け塗装ではないのでがっつり綺麗に塗ってもすぐ剥がれてくるのでこれで十分。

 

組み立てに入っていきます…とはいったものの、分解の逆の事をするだけであり組み立ての際にグリスで手が汚れるので写真はありません…

 

ポイントはスプリングの組み付け。

スプリングがどういう動きをするのかを考えると組み付け方法がわかると思います。

 

(どうしてもわからない人はYoutubeでTW footpegで検索して一番上の動画をを見てみましょう)

 

組み上がりました。

このままだとステーと色が合わなくて浮いた感じになりそうですが、組み付けるとあまり違和感がないのでそのままでいきます。

 

使い込んでいけば艶も落ちて程よく馴染むでしょう。

 

無事完成しました

こんな感じになりました。

あくまで純正ぽく…しかしきっちりとワイドペグの役割を果たしています。

 

裏側はこんな感じ。

有名メーカーの半額以下の価格でありますが、ベースが純正なので安物のワイドステップのように折れたり簡単に曲がる事がないというのはいいですね。

 

後方に延長しているのでキックペダルに接触したりシフト/ブレーキペダルとの距離が変わってしまう事もありません。

 

自分の足を乗せるとこんな感じ。

ギャップで踏ん張った際の安心感が段違いです。

 

交換した後の写真ですが全く変わった事がわからないところがいかにTWに馴染んでいるかのポイントです。

 

まだ林道に持ち込んでいない(いつもの所に持って行ったら凍結がひどくて入れなかった)ので市街地でスタンディングをしたり軽く回した程度ですが、後ろにオフセットした分後方荷重をかけやすくなかなかに楽しかったです。

 

TWのように社外ワイドステップが手に入りづらい方以外にも低価格でワイドステップ化したい方にもおすすめなステップワンオフ加工でした。