TW200にフォグランプを取り付けた

大幅アップデートした記事を公開しました(2019/02/23)

works-megusan.hatenablog.com

 

 

こんにちは

 

f:id:Works_Megusan:20201106123723p:plain

フォグランプをつけたい

しばらく前、ヘッドライトを純正のハロゲンからポリスポーツ製のヘッドライトに交換してLED化しました。

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で、取り付けた結果からいうと本体が小さくなったことが原因で若干暗く照射範囲も少なくなってしまいました。

 

街中の街灯の多い場所なら問題はないのですが、田舎の細道や林道では暗くて危ない…

 

ということでフォグランプをつけてみたいと思うようになりました。

 

どんなフォグを付けたいの

フォグランプで思い浮かぶのはセローの純正フォグ

LEDフォグライトキット | ヤマハ発動機グループ ワイズギア

https://www.ysgear.co.jp/share/images/Products/Q3PPIA021902/Q3PPIA021902.jpg

安心と信頼のPIAA製でこれを流用すれば…と思ったのですが、

角型ライトが好きでヘッドライト交換をしたのだからフォグも角型にしたいんですよね。

 

https://www.arb.com.au/site/wp-content/uploads/2015/01/ARB0305_2119.jpg

ちなみに車のフォグも角型が好きです

 

 

そして大きな問題がもう一つ、取り付けの問題です。

藪に突っ込んだ時や転んだ時に地面に本体が当たってしまう可能性があるんですよね。

平坦な地面ならそこまで心配もないのですがガレ場やV字モーグルで転ぶと結構簡単にぶつかります(そんなとこ走らないけど)

かといってヘッドライトより高い位置に置くと保安基準的にもNG。

 

はてさてどうするかーなーって思った時に思いついたのがこの場所

 

ステムの下側とフェンダーの間の部分です

 

通常オフロードバイクはアップフェンダーなので取り付けることができない場所なのですが、TWはダウンフェンダーなので問題なく取り付けができます。

 

リアランスに関してもフルストロークすることもないですし多分大丈夫…

 

 

ということでこのスペースに収まる角型フォグってことで思いついたのがこちら

 

 今流行り(?)のLEDライトバーです。

サイズは179mm × 45mm × 26mmでほぼぴったりサイズ。

 

これなら取り付けが可能なはず。

イメージはこんな感じ(雑コラ 

取り付け方法としてはフォークの取り付け部分のボルトに挟み込む感じを予定してます。

もう少しうえにオフセットしてもいいかな?

 

 

 

続いてスイッチ類の話。

保安基準ではフォグランプを取り付ける場合は走行中に操作できるスイッチと点灯しているとわかるインジゲーターランプが必要という記述があり、

上側にも拡散しやすい作業灯ベースのフォグを消し忘れて対向車に迷惑…なんていうことを防ぐためにも必要かなぁーということで取り付ける予定ではいるのですが、

 

ここにも一つ問題があって、意外とマトモに使えそうなスイッチがない…

 

できれば純正のスイッチ類とデザインを揃えて違和感のないようにしたいのですが、バイク用として売ってる専用品はいまいち防水性能に難ありなんですよね。

ネットで調べてみると過去に無線機のマイク部のスイッチとして某K社のスイッチを使用したところ防水がほとんどされていなく、ショートして常に通電状態になっていたりなんていう事例もありました。

比較的使えそうなD社製のスイッチは操作部がメッキでできており他の部品とあまりデザインが合わない…

 

 自作なども考えましたが今回は無難にデイトナのフラットスイッチにしました。

デイトナ(DAYTONA) ON/OFFスイッチ フラットフェイスタイプ(ブラック) 71779

デイトナ(DAYTONA) ON/OFFスイッチ フラットフェイスタイプ(ブラック) 71779

 

 バッテリーから直にスイッチを介してLEDを通電させるのも怖いのでリレーも購入。

メインキーONで待機状態になるように配線を組みます。

エーモン リレー 4極 DC12V車専用 20A 1245

エーモン リレー 4極 DC12V車専用 20A 1245

 

あと必要なのはヒューズとギボシぐらいでしょうか。

 取り付けてみる

取り付けはいたって簡単。

写真の通りなので説明するほどでも無いですが、フォークを挟む三又のボルトにベースステーを共締めして左右から長いボルトでフォグ本体に元々付いているボルト植え込み用の穴に締め込んでいます。

 

配線はタンクの裏側を通してバッテリーまで持ってきているので目立ちません。

作業時間も長めにとっていましたが2時間もかからず終了。

抵抗をかませたりする必要も無いので配線にギボシを取り付けるくらいで取り回しを考える以外はそこまで難しい作業もないですし、汎用ステーを組み合わせればその辺の原付から大型車まで取り付けることができるのでおすすめだと思います。

特に古い原付スクーターなどはまともに地面照らせないくらい暗かったりするのでちょうど良いかもしれませんね。LEDなので消費電力も少ないですし。

 

明るさ比較

ロービームのみ

当たり前ですが足元のみが照らされています。

街中ではこれで十分ですが、街灯の無い道や林道ではちょっと物足りない。

ハイビームでもいいのですが足元が暗くなってしまうのでほとんど使いません。

 

ロービーム+フォグランプ

今まで見えていなかった目の前の木や上角の木も視認することができるようになっています。ハイビームがそのまま付いた感じですね。

林道でもチェックしてみましたが便利そのもの。

地形が見やすくなり安心感が段違いです。

 

今回狭角タイプを購入しましたが、それでもだいぶ広角だったので気になる人は庇をつけて対策をとったほうが良いかもしれません。

 

上でも書きましたが18Wと消費電力も少ないのでUSB充電を併用してもセルなどには全く影響なし。

よほど中途半端に高いわりにあんまり明るくないハイワッテージバルブやLEDヘッドライトを買うより良いと思います。

 

電気だからと敬遠してたけどやっぱあったら便利だった

自分自身も自分の周りでもなかなか電気作業が苦手で(火花出しながらショートするイメージが強いでしょう)嫌だ!という人も多いのですが、実際作業してみると簡単で、なかなかに楽しめるものでした。

配線図もネットで探せばいくらでも出てきますし、実作業はバッテリーの端子を外して行う(これは電子制御やメモリー機能の無いキャブ車のみできる芸当かな?)のでよっぽどやらかさない限りは安全です。

 

街中でも便利な時もありますし電気に対する姿勢も変わっていくことで出先で電気系のトラブルに遭遇した時も対処(原因究明など)しやすくなるというのも利点だと思います。

 

 

余談ですが先日学校の実習で12Vきているギボシをボディアースさせて火花散らしました。電気って楽しいですね。