キャンプツーリングをしてみたいけどどんな道具を買えばいいの

こんにちは

 

連休が終わってすっかりお疲れモードなめぐさんです

 

6月は祝日もないんですよね…

 

自分のバイクでキャンプをしてみたい

我が家は家の車であるデリカのオーナーズクラブに所属しており、その縁でキャンプは結構な頻度で経験してはいます。 

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が、バイクを買ったことだし自分で選んだ物でやってみたいよねということになりまして、今回はキャンプ用品のことをを記事にしてみました。

 (今回は紹介記事なので実際のキャンプの様子は出てきません)

 

キャンプをどこでする?

キャンプ用品を揃える前に、キャンプをする場所の選定の話です。

 

キャンプをする場所は大きく2種類に分かれます。

 

 

  • キャンプ場

ほとんどの方はこちらを選ぶと思います。

 

無料キャンプ場と有料キャンプ場があり、基本的に有料キャンプ場が無難です。

 

有料キャンプ場は温泉やキャンプ用品の貸し出し、電源などが揃っています。

綺麗で整備された環境でのびのびと過ごすことができるでしょう。

また、近くにある施設とタイアップした企画があったり季節によって様々なイベントが開催されているところもあるみたいですね。

 

デメリットしてはその分お金がかかったりチェックインチェックアウトの作業があるのであまりのんびりしすぎていると時間がない…なんていうこともあります。

 

無料キャンプ場は基本的にキャンプをするスペースを貸すからあとは自分たちでなんとかしてね、というスタンスの物が多いです。

以前はトイレも汚く本当にただ広いスペースを貸しているだけの状態のところが多かったようですが最近は有料キャンプ場とほぼ同じような充実度なところも増えているみたいです。

 

ですが無料なのであまり高望みはできませんし、その分だけ利用客のレベルもそれなりのようです。

 

そして共通に言えることですが、オートキャンプ場を選びましょう。

 

意外とサイト(自分のテントを広げられる区画)内に車やバイクが入れず、駐車場から用具をサイト内へ歩いて持ち運ばなければいけないところもあるので予約前に一度キャンプ場の方へ確認を取ることをお勧めします。

 

バイクも乗り入れできるキャンプ場を掲載したサイトもありますのでご参考までに。

www.nap-camp.com

 

 

  • 野宿

大自然に囲まれて時間を気にせず過ごせることができます。

ソロツーリングなら人の姿を一切見る必要がなく、マスツーリングなら周りの無用なトラブルを一切避けることができます。

 

ですが基本的にはお勧めできません。当然上下水道なんて物はなく、よほどのスキルがない限り無事に過ごすことは難しいかと思います。野宿した場所が完全な私有地で所有者に見つかってトラブルになったり、最悪通報…なんてことも。

また、山の中ですから突然の天候の急変に対応する必要もありその手のスキルも必要なのでハードルは高いでしょう。

 

 

 

バイクへどうやって物を積む?

今回はバイクでキャンプをすることに絞って話を進めていきます。

 

まず必要になってくるのがキャリア。

 

ただ単に上に荷物を置くだけではなく固定用のベルトやネットを固定するベースにもなります。

なくてもカウルの上におけば大丈夫なんていう方もいますが当然カウルに傷が付きますし、積載を考えて設計されていない可能性もあるので危険でもあります。

また、積載によって灯火類を塞いでしまい後ろからブレーキランプやウインカーが見えない状態になってしまうことを防ぐことができます。

 

キャリアの存在しない車種はベースを自分で製作するかシートの上に固定しましょう。

滑る可能性もありますが専用バッグを購入しておけば安心です。

 

私のバイクは純正のキャリアが付いているのでこれをベースにして積載していきます。

サイズはあまり大きくありませんがベルトやロープを固定する突起もあるので安心です。

 

次はこのキャリアにどうやって荷物を載せるかですが、

ケースを使う方法やバッグを乗せる方法、平積みして防水シートをかぶせる方法などがあります。

 

今回私はバッグに大まかに荷物を入れて大きい物は平積みにしていく方法を採用しました。

 

コールマンのボストンバックを持っているのでこれに着替えや食器などの汚れて欲しくない荷物を入れていき、

 テントやシュラフ、銀マットなどは平積みしてベルトとネットでまとめて固定します。

この方法の利点は日頃から使い慣れたバッグであること、荷物の乗せ方に自由が利くので出先での荷物の増加に比較的柔軟に対応できることがあります。

欠点は防水性に欠けること、しっかりと固定しないと走行中に落ちる可能性があることでしょうか。

私は浸水対策にレインカバーを被せて使っています。

 

この辺りはほとんど好みの問題なので自分にあった方法でいいと思います。

私の周りではホームセンターに売られている鍵付きボックスをバイクに固定している人が多いみたいです。

 

キャンプで最低限用意するべき物

ソロツーリングを想定してこれがあればとりあえずなんとかなる…という物を紹介していきます。

 

  • テント

キャンプで一番重要となる物です。

どの製品を選ぶかによってこの旅がどれほど快適になるか変わってきます。

冬場はキャンプはしないので3シーズン(春・夏・秋)向けの物がいいでしょう。

 

また、あまり安い物を選ぶと1回の使用で壊れたり雨で雨漏り…なんてこともあるのでご注意。

基本的には昔からある有名メーカーの物を買っておけば問題はないでしょう。

 

バイクに積むのでできるだけ小さくて軽い物を選ぶと移動が楽ですが朝露対策で荷物をテント内に置くことが多いので、あまり小さいとテント内が窮屈になってしまいます。

安定のコールマンやスノーピークなどと迷いましたが今回はダンロップの3シーズン用テントを購入。

軽量&コンパクトで耐久性のあるテントです。

 

荷物を置いて足を伸ばせることを考え3人用のテントにしました。

 

余談ですが付属のペグ(テントと地面を固定するのに使う)は折れやすく使い物にならないことが多いので別に金属製の物を買っておくといいでしょう。

そしてペグを打ち込むペグハンマーも必要です。

 

寝袋ですね。

これも夜の快適性=次の日の負担度に関わるので重要です。

 

あまりごつい物は必要ありませんが真夏でもない限り深夜のキャンプ場は意外と寒いので-15度くらいまで対応の物がベストだと思います。

 

こちらもバイクに積むのでコンパクトにたためる物が必要になります。

 

様々なタイプに分かれていますが今回選んだのはこちら

無名メーカーですがアマゾンのレビューが比較的良かったのでこちらを購入。

テントとは違い安めの物を早いペースで買い換えていく作戦です。

 

  • 銀マット

ホームセンターでよく売られている青いシートと銀のシートが一体になったアレです。

 

断熱性と少しのクッション性に優れていてシュラフとテントの間に入れて寒さや湿気から身を守ることができます。

また、とっさの整備の時に地面に敷くと背中が汚れなくて便利です。

 

厚さも様々ですが大体安ければ安いほど薄いマットになるので薄いマットをほぼ使い捨てで使うのもアリです。

 

また、バイクに積むとキャンプツーリングしている感が出て声をかけられる確率も増えるらしいです。

 

  • 食器類・クッカー

紙皿でも問題はありませんが不要なゴミを出さないことを考えると必要かなと思います。

プラスチック製の物が安く売られていますが、料理したフライパンや鍋でそのまま食べるのも一つの手です。

 

クッカーというキャンプ用に作られた軽量な調理用具が売られているのでそれを使えばまず間違いはないですし、なんだったら普通に家でも使えます。

 

  • シングルバーナー(ストーブ)

バーナーという名称ですが中身は小さいコンロです。

一般的にガソリンバーナーとガスバーナーが使用されています。

 

ガスバーナーは専用の大きな雪見だいふくみたいな形のボンベ(OD缶)を使用する物とその辺のコンビニとかでも売ってるごく一般的なカセットボンベ(CB缶)を使用する物がありますがこちらも好みで選ぶので十分です。

どちらのタイプも基本的には各社接続部分が共通なので違うメーカー同士のボンベを使うことができ、メーカーによって中のガスの配合が違うので使う環境によってガスを使い分けることもできます。

使用する際もカセットコンロのようにボンベを取り付ければすぐに使えて後片付けも本体が冷めたら外してバックにしまうだけなのでかなり楽です。

若干出力が低いとかあんまり連続で使っているとすぐにガスがなくなるデメリットがあります。

あと重心が高くなるので風が強いとちょっと危ないです。

 

ガソリンバーナーはホワイトガソリンや灯油を使用します。

出力が高く安定していて比較的大型なので倒れる心配も少ないです。

最近はホームセンターでホワイトガソリンが安く売っているのでコスパが良いですがバーナー本体もガス用より若干大きくガソリンタンクも結構かさばります。

使用時もガソリンを専用ボトルに移し替えてポンピングやプレヒートを行う必要があるので若干面倒です。

 

共通事項として乗せる物を支える五徳と呼ばれる部分が多い方が安定しますが、その分だけ大きくなります。

また点火装置が一体になっているとマッチやライターが不要で楽です。

  

ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310

ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310

 

今回はSOTOのガスバーナーを購入。

五徳が標準では3本ですがオプションの4本タイプの五徳(単品)を 買って使用しています。

 

  • ランタン

明かりです。夜のキャンプ場には当然照明はなく、エンジンをかけると周りの客の迷惑になるので必要になります。

 

ガスランタン、ガソリンランタン、LEDランタンがあります。

基本的にシングルバーナーで使う燃料と同じ物にしましょう。

LEDならテントの中に持ち込むこともできるので便利ですし、レンズがガラスではなくプラスチックでできている物もあるのでバイクの振動や衝撃で割れる心配もありません。

また、手元だけ明るくなればあとは真っ暗でいいという人はヘッドライトを使うという手もあります。

私が持っているこのヘッドライトはハイとローの切り替えができるうえ、点ではなく面で光るのでムラなく広範囲を明るく照らしてくれます。

 

夜にバイクの整備をする時にも便利ですね。

 

  • テーブル・チェア

調理した物を地面に直置きするわけにはいきません。

バーナーを地面に置くと地面を燃やす(特に枯れた芝の上とか)危険性もあります。

ということで必要なのがテーブル。

一人用なのでそこまで大きい必要はありません。

軽くて強度もあるアルミ製の折りたたみタイプが安く売っているのでこれくらいで十分です。

まわりと買う製品をを合わせると高さが一緒になって並べる時安定します。

 

チェアもバイクに積むので折りたたみできる軽い物を使うといいですが、軽さを優先しすぎて強度をないがしろにすると使っていくうちにフレームが曲がったり折れてしまうので体重と相談しつつ選ぶのがベストだと思います。

 

この辺りはそこまで高くもないので使う場所や規模によって使い分けるのも手です。

 

  • その他

その日の夕食、次の日の朝食、水道が整備されてないところでは水なども必要になります。

 朝露でテントやバイクが高確率で濡れるのでタオルなどもあると良いでしょう。

携帯が欠かせない人はモバイルバッテリーなんかもあると良いですね。

山のキャンプ場では虫もいるので虫除けスプレーが必要不可欠だったり日差しの強いところでは日焼け止めが必要だったりもします。

また、キャンプ場や野宿の場所によっては山奥でスタンドもない…なんていうこともあるので特にタンクの小さいバイクの場合は携行缶を持っておくと良いかもしれません。

地面が柔らかい場所ではバイクを長時間置いておくとスタンドが沈んで朝起きたら横倒しになっていることもあるらしいので板切れを置いておくと安全です。キャンプ場によっては無料で貸し出してくれるところもあるみたいですよ。

 

回数を重ねて必要な物を増やしていこう

キャンプといっても山に行くキャンプもあれば海や川の近くでするキャンプもあったり、設備の揃っているキャンプ場もあればただのトイレ付き空き地なキャンプ場もあるので自分の必要な装備がどんな物なのか取捨選択することが重要です。

 

もしかしたら便利かなと思って持って行ったけど現地では一度も使わなかったり、ネット情報だけで行って現地で必要な物が出てきたりすることもあります。

 

当然一回でそれがすべてわかることはなく、そのためにも一度で満足せず二回三回と繰り返して自分には何が必要なのかを見つけることでどんどん快適で楽しいツーリングをすることができます。

 

重要なのは失敗してもそれを楽しむこと、心を折らずにまたチャレンジすることです。

 

ある程度スキルが身についたら縛りを作って遊ぶのも楽しいかもしれませんね。